令和元年10月1日から、すべての地方公共団体について電子納税が可能となる「地方税共通納税システム」が始まることが公表されています。

地方税共通納税システムの特設ページはこちらhttp://www.eltax.jp/www/contents/1553671583266/index.html

 

地方税共通納税システムとは
 地方税の納税を地方公共団体や金融機関の窓口に出向くことなく、自宅やオフィスのパソコンからインターネットを通じて簡単に行うことができるシステムです。

 これまで、納税者は、地方公共団体の送付する納付書を金融機関等の窓口に提出することで、納付を行っており、手続きが煩雑であるという課題がありました。地方税共通納税システムの導入で、複数の地方公共団体に対して、一度の操作で電子的に納税できるようになります。

現在の手続きにおける課題

地方税共通納税システムの特徴

・納付書の形式が地方公共団体毎に異なる

・取扱い金融機関が地方公共団体毎に異なる

・身近に取扱い金融機関がない場合がある

・取扱い時間が銀行窓口等の受付時間による

・窓口が混雑することがある

・すべての地方公共団体へ電子納税が可能になる

・一度の手続きで複数の地方公共団体への納税をまとめてできる

・金融機関窓口等へ行く必要がなくなる

・地方公共団体の指定金融機関等以外の金融機関からも納付できる

・納税者の手数料負担がない

 対象税目(稼働当初)
・法人都道府県民税
・法人事業税(地方法人特別税含む)
・法人市町村民税
・事業所税
・特別徴収個人住民税 等
*延滞金等を含む

収納手段(稼働当初)
 ・ダイレクト方式
事前に登録した金融機関口座を指定して、直接納付する方式
*インターネットバンキングへのログインや暗証番号等は不要で、納付期日を指定することも可能
*国税(e-TAX)では導入済みであり、税理士が代理申告の手続きの中で納付手続きをすることも可能

 ・オンライン方式
納税者が、金融機関のATMやインターネットバンキングに直接、ペイジーのキー情報を入力して納付する方式
*eLTAXの時間外や現金での納付を希望する場合に有効な手段

納税者向けソフト
 ・PCdesk・・・無償で利用可能なeLTAX対応ソフトウェア
*ダウンロード版、ウェブ版、スマートフォン版があります

 ・市販税務ソフト・・・民間企業が開発・販売するeLTAX対応ソフトウェア

PCdeskの概要とインストール方法はこちら
https://www.eltax.jp/www/contents/1397032441645/index.html