国税の納付方法は、現在6種類あります。どの方法で納付するかは納税者が選択できますが、それぞれにはメリット・デメリットがありますので、こちらで紹介したいと思います。

1.各納税方法の特徴
①ダイレクト納付
 e-Taxを利用して即日又は指定した期日に、口座引落しにて納付する方法
②インターネットバンキング等による納付
 インターネットバンクやATM等を利用して納付する方法
③クレジットカード納付
 インターネット上でクレジットカード支払いの機能を利用して納付する方法
④コンビニ納付(QRコード、バーコード)
 コンビニエンスの窓口で納付する方法
⑤振替納税
 預貯金口座からの口座引落しにより納付する方法
⑥窓口納付
 金融機関又は所轄の税務署の窓口で現金にて納付する方法

それぞれの特徴を見るとわかるように、パソコン等の操作だけで納付できる方法や納付書を使用せずに納付できる方法があります。「パソコンの操作」と「納付書」の観点から整理しますと、以下のような表になります。(番号は「1.各納税方法の特徴」に対応しています。)

vol.313に挿入する図

それぞれの納付方法にはメリット・デメリットがありますので、例えばパソコン操作が苦手な方は表の右側の方法を利用し、パソコン操作ができる方は表の左側の方法を利用してはいかがでしょうか。コロナウイルスが蔓延している2020年3月現在のような、外出を控える必要がある場合には表の左側の方法、若しくは⑤振替納税を利用すると、外出することなく納付を済ませることができます。

2.納付方法を利用する条件等
ただし、納付方法を利用するにあたって条件等があります。以下の点に注意してご検討ください。

①ダイレクト納付
・e-Taxで申告等をしていないと利用できない。
・ダイレクト納付利用届出書を提出してから利用できるまでに1か月程度かかる。
②インターネットバンキング等による納付
・e-Taxで申告等をしていないと利用できない。
・金融機関によって利用可能限度額が異なる
③クレジットカード納付
・利用可能額に限度がある。
・決済手数料がかかる
④コンビニ納付
・利用可能限度額がバーコード付納付書1枚につき30万円以下しか利用できない
⑤振替納税
・申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税(個人事業主)
・「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」(振替依頼書)を提出していないと利用できない
⑥窓口納付
・窓口の空いている時間しか利用できない

3.まとめ

今年は確定申告の期限が4月16日(木)に変更されました。まだ期限まで時間がありますので、これを機に自分に合った納付方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

(参考)
[手続名]国税の納付手続(納期限・振替日・納付方法)
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/01.htm